望月歯科
MOCHIZUKI DENTAL OFFICE

〒166-0002 東京都杉並区高円寺北3-20-25 市川ビル2F TEL:03(5327)7301
 column.19 2011.10.24
歯列矯正の治療のながれ
 

みなさん たいへんご無沙汰しております。
久しぶりのコラムですが、今回は矯正治療についてお話したいと思います。
歯並びを治したいけれど、時間と費用がかかるし、痛いんじゃないかと
思ってらっしゃる方が多いと思いますが、
最近の矯正治療は痛みも少なく時間もかなり早くなってきていることをお伝えしていこうかと思います。
歯並びを治すメリットは今やどなたでもご存じでしょう。
ただ、実際どんな治療をしていくのか分からないことが多いと思います。
そこで、当医院の矯正治療のながれをご説明したいと思います。

(1)治療のご相談
実際にお口を拝見させていただき、治療内容やおおよその期間、費用等の説明をします。
(2)検査
レントゲン撮影(パノラマ、セファロx-ray 、場合によってCT撮影) 、スタディモデル、画像撮影(顔貌、口腔内の写真をお撮りします)
(3)診断&治療計画作成
検査にて収集した資料をもとに診断及び治療計画を立案し、ご説明します。
(4)装置の装着
↓歯の移動スタート!
(5)PC(プラークコントロール)
矯正治療中は歯や歯肉の周辺がよごれやすく虫歯や歯肉炎のリスクが高まるため虫歯や歯肉炎を予防する方法を覚えていただきます。
(6)装置の調整&経過観察
エラスティックの使用(ゴムかけ)や口唇、舌のトレーニングをご自宅で行いながら1〜2か月ごとに来院していただき経過をチェックし、ワイヤー交換 、装置の調整、場合によってはエナメル質の調整や抜歯を行いながら歯並びを整えていきます。
↓歯の移動完了!
(7)保定装置の製作&装置の除去
歯並びが完成したのち、装置を外すと歯は後戻りを起こすことがあります。
完成した歯並びを安定させ、後戻りを予防するために保定装置(リテーナー)を製作し
「保定治療」を行います。
◇リテーナー 使用例◇
(8)保定治療開始
リテーナーの使用期間は最低3年以上が望ましいと云われており、
長くお使いいただくことで
より歯並びの安定につながります。
(9)メンテナンス
定期的に歯並びや咬み合わせ、虫歯の有無、歯肉の状態の確認、リテーナーの調整を行い検診していきます。
◇症 例◇
術 前 術 後
それぞれ治療期間は1年半ほどで終了しました。

では 成人矯正治療で歯を抜歯する場合の判断基準についてお話しましょう。

(1)歯の重なりの度合い(叢生)
  • 歯が重なり合っている量が5ミリ以上ある場合に抜歯を考慮します。
  • 5ミリ以下の重なりの場合には、歯列を拡大したり、歯の間のエナメル質を少しずつ調整する ディスキング等を行い歯の移動スペースを確保します。
(2)Nasolabial angle(口唇側貌)とE line
美しい側貌はNasolabial angleが90°〜115°と云われています。
また、E lineに上下口唇が接するかわずかに後ろに位置し、下あごの緊張がない状態が美しいとされています。

Nasolabial angleが90°以上で Elineに対して上下口唇が接するかわずかに後方の場合は非抜歯
Nasolabial angleが80°以下でElineに対して上下口唇が前方にある場合は抜歯
(3)上下前歯の傾斜角度
レントゲン写真から上下前歯の角度を計測して判定の一助とします。
また、上下の口唇や下あごの緊張などを含めた顔立ち
といった要素を踏まえて抜歯非抜歯の判断をしていきますが、これらはあくまでも 参考にするものであり、実際の歯の動きや患者さんとのご相談で
最終決定しています。
抜歯する場所: 症状に応じて、第一小臼歯もしくは第二小臼歯を選択します。
前歯や犬歯を抜くと審美性や機能性が失われるため
また、大臼歯も特殊な例を除いて咀嚼能率が落ちるため抜歯することは 避けます。
治 療 期 間: 成人矯正において抜歯を行った場合 約1年半〜2年半
成人矯正において抜歯をせずに治療した場合 約1年〜1年半
※歯の動きには個人差があり、治療が長くなることもあります。

小児矯正について

小児矯正は5、6歳から始めて12歳くらいまで成長を観察しながら治療を進めていきます。 小児矯正のメリットは混合歯列期(乳歯と永久歯が混在している時期)に治療をスタートすることによって、将来生えかわる永久歯のスペースを確保でき、あごの成長コントロールを することによって永久歯列期の抜歯を伴う本格的な矯正や外科矯正を回避することにつながります。
◇小児矯正に使用する装置の一例◇

といった感じで当医院では治療を進めています。
現代では矯正治療は部分的予防的な治療から本格的な治療まで日常の臨床に幅広く取り入れられており、対象年齢も問いません。

“削る治療から活かす治療へ”

ご参考になれば幸いです。
では また Dr.望月でした。

 

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[Dr.望月のコラム]  「歯周病」について  「歯周病」の治療  歯周治療の現在、そして未来  矯正は歯にとっても安全な治療法!  歯の美白って何?  インプラントはこわくない!  親知らずはなぜ抜くの?  歯の治療は怖いですか?〜私が考える無痛治療〜
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